ソーラリア連合王国の辺境にある小さな山あいの村…
主人公の青年はその村外れにある、あしはら農場に研修生として赴任してきた。
農場に住み、働いている女の子たちと一緒に仕事を教わる研修期間の3ヶ月。
作物を手入れし、収穫し、牛の乳搾りをし、飼育小屋を掃除する…
そんな農場での仕事に勤しみ、住み込みでの生活を送るうちに、いつしか仕事仲間という枠を超えた感情が芽生えはじめる。
収穫の秋を迎える研修期間終了のその時、果たして恋心も実るのだろうか。
試聴用音源はショートバージョンです。サウンドトラックCDにはフルサイズで収録されています。
女の子がいっぱい働く農場に研修生としてやってきた主人公の青年が
農場の仕事を通じて、作物も、女の子との恋愛も実る…
そんな田舎町の農場を舞台に繰り広げられる恋愛アドベンチャーゲーム…
をイメージした、サウンドトラックCDである。
ソーラリア連合王国の辺境にある小さな山あいの村…
主人公の青年はその村外れにある、あしはら農場に研修生として赴任してきた。
農場に住み、働いている女の子たちと一緒に仕事を教わる研修期間の3ヶ月。
作物を手入れし、収穫し、牛の乳搾りをし、飼育小屋を掃除する…
そんな農場での仕事に勤しみ、住み込みでの生活を送るうちに、いつしか仕事仲間という枠を超えた感情が芽生えはじめる。
収穫の秋を迎える研修期間終了のその時、果たして恋心も実るのだろうか。
ソーラリア王国を中心に、温暖な地方にある、リーヴェイン・バンナ・リキウ・シークック・クーシュ・ゾーエなどの海洋国家が集まって組織された連合王国。 島しょ部が多い、海岸線の長いといった国が多く、貿易を守ったり海賊行為の撲滅の為に海上防衛をし易いよう連合王国となった。
その中でも、連合王国の首都があるソーラリアと、魔法文明を持つリーヴェインが国力の大半を担う。
ソーラリア王国の中でも辺境にある、人口2000人程度の村。交通網が整備されるまでは船で麓の港町まで移動し、そこから山道を登っていく必要があった。
だが、15年前にソーラリア王国の名家、フルムーン伯爵の妻、クラウディア氏が私財をはたき村を整備。辺境の地とは思えないきれいな町並みと 「電車」路線が敷設されるまでに至った。村の中心には環境省の出張所とクラウディア氏の屋敷がある。
山あいの村の外れにある農場。元は企業の保養所だった施設を、村の農家の1つ、葦原家が買い取った。 草だらけの敷地は開拓され、広い農場になり、宿舎から離れたところには牛舎や牧場も設けられた。
また、農場の入り口には地産野菜や畜産物の即売所もあり、近所の農家の作物も一緒に販売されている。
その名の通り、魔法の心得を持つ人のこと。ソーラリアやリーヴェインといった魔法文明が強い国家においてその割合は高いが、 近代化に伴いその絶対数は減り、魔法学への感心も薄れつつある。リセア・リズ・ソーラリア元王妃も、 かつては天才魔法使いとしてその名声を欲しいがままにしていた。
隣国への外遊に向かったソーラリア王国の一団が、外遊からの帰りに船で渡航中、嵐に巻き込まれて船が難破。 捜索活動も虚しく一団の半数が行方不明となり、その中には当時の女王、リセア王妃と、娘である第一王女も含まれていた。
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ほのぼのとした農場の朝・午前の爽やかさを描いた曲
コンコンコン…
『おはようございます~』
マリィちゃんの部屋の前で何度もドアをノックするけど、返事がない。
しばらくして、かすかに寝ぼけた声が聞こえ、ドアが開いた。
寝てるか起きてるかわからないパジャマ姿のマリィちゃんの姿があった。
『おはようございます、もうすぐ朝ごはんですから、身支度を整えてリビングにいらしてください』
マリィ「おあよ~…朝ごはん~着替えてから行くよ~」
ドアノブを握ったまま、マリィちゃんの動きが止まる。
目は閉じ、フラフラと揺れ、立ったままスイッチがオフになりかけた。
『寝ちゃダメです、起きてください!』
マリィ「あうっ!着替えてすぐ行くよー!」
再起動し、急いでパジャマを脱ぎ始める
…って、目の前で脱ごうとしてる!?
『さ、先にリビングに降りてますから!』
あらぬ疑いをかけられる前に、慌てて部屋のドアを締め、足早に立ち去った。▼
日が沈んだ農場の夜・暖かみある照明を感じさせる曲
「いただきまーす!」
今日の夕食は、清流で獲れた川魚のムニエルと、今日収穫したばかりのトマトとブイヨンのゼリーだ。
快活ないただきますの声の中、エミィちゃんだけよそよそしい様子だ。それもそのはず
この料理を作ったのはエミィちゃんだ。
マリィ「んー!やっぱりエミィちゃんの手料理は美味しいね!」
ちえみ「マリィさん、それではまるで新婚夫婦ですよ」
マリィ「そう?…じゃあ…『エミィ、今夜は寝かせないぜ☆』」
エミィ「嫌ですよぉおじいさん、33年前に致したばかりじゃないですか」
ちえみ「なんか急にタイムスリップしました!?」
一呼吸置いて…
ダイニングは、笑い声に包まれた。
外は日が落ち、初秋を思わせる涼しい空気が網戸から流れ込んでくる ▼
夏の日差しと青々とした作物の情景を描いた曲
風が吹き抜け、若葉のざわめきが聞こえてくる。
見渡す限りの広大な緑…
マリィ「それじゃ、収穫作業開始!」
「おーっ!!」
握りこぶしを天に突き立て、新緑の絨毯に踏み込んだ。
マリィちゃんは慣れた手つきで次々と作物を刈り取ってはオリコンに詰めている。
その手際いい姿に、手が止まってしまう。
マリィ「おーい!手が止まってるよ!」
『す、すみませんっ』
焦って手を動かすが、思いの外うまく力が入らない。
右手に暖かな感触が触れた。小さな手…これは…
マリィ「どれどれ…ここはこうやってね…」
マリィちゃんの手が添えられると、急に停滞していた作業が捗りだす。
とは言えこの状況、知っててやってるのか、知らずにやってるのか…すごく戸惑う。
背中に温もりが密着するし、可愛い声が耳をくすぐるし、髪はいい匂いがするし…
このままチンタラ作業して夕暮れを迎えるのも悪くないかもしれない ▼
日が沈んだ農場、仕事を終えた安堵感を描いた曲
西日が山の端に沈もうとしている。
先程まで緑が生い茂っていた畑はなく、全て刈り取られて畝だけが残った。
吹き込む風も、夏独特の蒸し暑さが和らぎ、日中の作業で汗を吸った服には若干肌寒い。
宿舎の方を見ると、リビングに明かりが灯っていた。
そういえば今日は金曜日だ。マリィちゃんとちえみさんは収穫物の検品をしているし
エミィちゃんは夕食の準備をしている、となると…中にいるのはちゆりさんか。
特に作業もない以上、夕食の準備を手伝ったほうがいいかもしれないな。
『ちゆりさん!』
ちゆり「あら、お勤めご苦労様。随分頑張ったみたいね」
『収穫がこんなに重労働とは思いませんでしたよ』
ちゆり「でも、男手があって助かるって、みんな思ってるわ。ありがとうね。
お風呂もうじき湧くから、汗を流していらっしゃいな」
お風呂場からは、夏の日中とは違った蒸した空気に、爽やかな入浴剤の香りが乗って漂っていた ▼
山道を一気に降るような楽しさ溢れる曲
トラックの荷台いっぱいに、収穫した野菜を積んで農場を後にする。
それにしても意外だなと思う。
マリィちゃんとちえみさんの3人で、麓の町へと納品に向かうのだけど…この中で車を運転するのは誰かというと…
一番運転から縁遠そうなマリィちゃんが運転手を努めているからだ。
もちろん、運転席の座席はめ一杯前に出している。
『マリィちゃんが運転するなんて意外です』
マリィ「必須スキルだよ!ちえみさんにはこの後活躍の場が待っているからね」
『力仕事担当、ということですか』
ちえみ「っ…!!」
マリィ「必須スキルだよ!」
『ははは…』
ちえみ「どうしてそこで笑うんですかーっ!」
頬を膨らませ、眼鏡越しに睨まれた。
車は滑らかに山道を下っていく。遠くに、街並みと煌めく海が見えた ▼
波光煌めく海が眩しい港町の昼下がり
納品が早く終わったので、せっかくなので、車をおいて港付近を散策することにした。
マリィ「う~ん…潮風が気持ちいいね!」
ふと横を見る。
波しぶきが海風に乗って舞い、日差しを受けて輝いてるからかもしれないけど、思わずドキッとさせられてしまった。
マリィちゃん、こんなに可愛くて美人なんだ…
マリィ「ん?なに?」
『いや、な、なんでもないです…』
マリィ「…好き?」
『えっ…あ、あの…』
マリィ「こうやって、海を眺めてる時間って…」
『あ、ああ…僕も、好きです…』
思わず勘違いするところだったが、胸を撫で下ろす反面、ちょっと残念だと思う気持ちもあった。
カモメの鳴き声と、穏やかにリズムを奏でる波の音が、静寂を支配し、時間を溶かしていく ▼
デートに胸が高鳴る気持ちを描写した曲
ちえみ「あ、あの、今日はよろしくお願いしますっ!!」
こんなに辿々しいちえみさんを見るのは初めてだ。
それもそのはず…
昨日の夕食でみんながいる中で女っ気がないなんて言われれば、本人が意識していなくても、女性である以上、少なからず堪えるだろう…
というわけで、「街に農具を見に行く」という建前を突きつけて、ちえみさんとデートのようなものをすることになった。
とはいえ、こんな軽いノリでデートなんてしていいのだろうか。
ふと、目の前に左手が差し伸べられる。
ちえみ「そ、その…やっぱりデート、をするのでしたら…手、繋いだほうがいいですよね…?」
視線を上げると、顔を真赤にしたちえみさんが、時折チラチラ覗いながらも、目線を合わせてないように振る舞っていた。
『こちらこそ、よろしくお願いします』
右手で握り返し、初デートが始まった ▼
人と思惑が集う都会の様子をファンキーに表現
週末ということで、電車を乗り継いで離れた都会へとやってきた。
都会の空気は辺り一面がコンクリートの道路と建物からの照り返し、まるで鉄板の上のようだ。
ちゆり「暑いわね…早く用事を済ませて帰りましょうか」
『そうですね』
ちゆりさんに応える返事も熱さに溶け、言葉というよりは単なる音になっていた。
ハンカチでしきりに汗を拭うちゆりさん。
よく見ると、ブラウスから下着が透けはじめている…
ちゆり「どうしたの?」
「い、いえ…早く用を済ませましょう」
目のやり場に困るなぁ…
暑い中を逃れるように、足早に歩き出した。 ▼
無用な喧騒を忘れ、気品のある城下町を描いた曲
ソーラリア城下町にやってきた。
ソーラリア王国の首都ということもあって賑わっているが、地方都市と比べて上品な賑わいがある。
普段はおとなしいイメージが強いエミィちゃんも、アンティークショップや土産物屋が立ち並んでいるせいか、猫のようにステップが軽い。
エミィ「この店ですこの店です!早く入りましょう…!」
石造りの、1軒のアンティークショップだ。
薄暗い店内を、ランプを模した電灯が照らしている。
エミィちゃんと言えば猫が好きで、てっきり猫グッズを買いに行きたいと言うのかと思ったけど、こういうゴシックな雰囲気の漂う家具や小物を好むのは初めて知った。
ところでエミィちゃんは…あ、店の奥にいるようだ。
エミィ「ねこ~。かわいいです~…ごろごろ~…」
でっぷりとした黒猫のぬいぐるみをナデナデしながら癒やされていた。
やっぱりパブリックイメージどおりだったんだな。気づけば顔がほころんでいた。 ▼
みんながドタバタするコメディシーン
『な、なんの音…!?』
音源の方に顔を向けると、農場の遥か彼方から土煙が上がっている。
その土煙はだんだん大きくなり、轟音が聞こえてくる…こっちへと、向かっている?
ちえみ「みんな、逃げてください…!早く、早くー…!!」
必死に逃げるちえみさんを追うように、羊の群れが宿舎に押し寄せてくる。
マリィ「ふえっ!?」
エミィ「ふえぇ~…ど、ど、どうしましょう~??」
ちゆり「と、とにかくここは危ないから上へ逃げましょう…!」
『でも、ちえみさんは…!?』
ちゆり「あの子は多分…大丈夫?」
それでいいのか…と思いつつ、背中を押され、2階へと避難する。
それから数秒後――
床下から鈍い爆音と断末魔が宿舎の窓ガラスを揺らし、砂煙が上がった。
そっと覗き込むと…もふもふした塊の中で満面の笑みでちえみさんが事切れていた。
居合わせた全員が、黙って敬礼のポーズを取る ▼
青天の霹靂か、突然の出来事に苛まれる心情
ちゆりさんが自室に帰らなくなり3日が過ぎた…
今まで仕事が不慣れな僕を精神面でケアしてくれた、姉のようなちゆりさん。
いつしかその優しさに惹かれていった。
好きでした…
いや、好きです。
でも、その想いを、ちゆりさんは受け取らなかった…
いや、僕の想いを、一方的にちゆりさんに押し付けてしまった。
ちゆりさんが帰ってこない原因は、僕にある。
僕はちゆりさんが好きで、その思いを告げただけにすぎない…
でも、それは恋愛関係を持つということで、マリィちゃんやちえみさん、エミィちゃんと家族同然に過ごすことに、亀裂を入れかねない。
どうしてそんなことに気づかなかったんだ…
十六夜の月は黒い雲に隠れ、明かりを消した部屋はにわかに暗くなる ▼
余りにも衝撃的なことに前後不覚に陥ってしまった
マリィが10数年前に行方不明になったソーラリア王国の第一王女…
こんな質の悪い冗談があるものか。
元女王陛下とその第一王女が外遊の帰路で乗船した船が嵐に遭い沈没し、行方不明になったことが、今でも衝撃的な出来事として語られているのは知っている。それはいい…
だけど、その時に行方不明になった第一王女が…
あの、マリィ・メイ・ソーラリア第一王女とマリィが同一人物…信じられるものか…!!
歯ぎしりと怒りで、体の震えが止まらない。
もし本当だとすれば、彼女は再び王都に戻り、父親との再会も果たせるだろう。
これほど喜ばしいことはない…そうわかっているのに、判ろうとしない。
自分の心が、間違いなく嫌だと言っている。
僕は…マリィのことが…! ▼
過去の懐かしさと、目の前の現実が混ざり合う
もう、マリィは独り立ちしても十分な頃合いよね。
これまで、偽りの姿でずっと見守ってきたけど…
自分の生きる場所を見つけ、自分の生きる目的を見つけ
そして、自分に寄り添ってくれる人を見つけた…
過保護かもしれないわね、わたしって。
マリィが大切な娘として生まれてきて…でも息苦しい王族の空気の中で
その太陽のような微笑みを、失わせるわけには行かなかったの。
エミィ・フルムーン…
この偽りの姿、もう必要ないのかもしれないわね… ▼
2つの片思いが、リボンのように結ばれる瞬間
『ちえみさん…!?』
彼女は僕の胸になだれ込むと、しきりに震えていた。
泣いてるのか…
自然と、彼女の髪を撫でる…彼女の熱と、シャンプーと汗が混ざったような匂いが鼻腔を刺激し、左手で柔らかな体を抱き寄せた。
ちえみ「っ…ごめんなさい…しばらく、このままで」
『ちえみさん…大丈夫です、僕はずっとここにいます。どこにも、行きませんよ』
ちえみ「っ…ぁああっ!!うう…ああっ…」
堰を切ったかのように感情が溢れ出ている。頑張りやさんで責任感の強いちえみさんのことだ、こんな顔は誰にも見せたことはないのだろう。
僕とちえみさんが付き合うことになり、それが家族のようなみんなの空間を壊してしまうことが怖かった…でも、そう思っていたのは僕だけじゃない。
ちえみさんも、同じだけ苦しみ、悩んでいたんだ…
拒む理由なんてなかった。
彼女の嗚咽が収まるまで、時間を忘れてそのまま抱きしめていた ▼
※一般向けに不相応な表現があります、予めご了承ください。
好きな人と初めて結ばれる、夢のような時間
マリィ「んっ…はぁっ…ちゅっ…んっ…ふぅぁ…」
背伸びをして、俯いて、ギリギリ唇でつながる。
無理な姿勢でキスしているからなのか、初めてのキスだからなのか、唇が震える。
吐息と声が混ざり、扇情的だ…キスって、こんなに気持ちいいものなんだ…
唇を離し、マリィちゃんと向き合う。
笑顔を見せるも、目は涙を湛え、堪えるのに必死だ。
『マリィちゃん…!!』
両腕で引き寄せ、そのまま膝を折る。
純白のワンピースははだけ、僅かな膨らみと下着に隠された下腹部が露わになる。向日葵畑の根本に生い茂る雑草が、小さな彼女の体を支えるベッドになっていた。
抱きしめた腕に体がすっぽり収まってしまう…改めて、その体の小ささを感じる。
しかし、幼さを感じる中にも、女としての魅力に否応無しに引き寄せられる。
沈黙するも嫌がる様子はなかった。
『マリィちゃん…』
マリィ「…いいよ。でも、やさしくして、ね」
覆いかぶさるように、再び口付けた。▼
お互いの肌のぬくもりや吐息を五感で楽しむ時間
たまらず、ちえみさんを後ろから抱きしめた。
ちえみ「どうしたんですか…ま、まさかこんなところで…!」
『我慢できないんです…』
掃除が終わった後とは言え、牛舎の中で事に至ってしまうなんて。
ギュッと抱いたちえみさんの項からは、牛舎独特の臭いとは明らかに違う湿り気を帯びた体臭がほのかに溢れていた。
ちえみ「は、恥ずかしいです、こんなところで、そんな…っあっ…!!」
『誰にも見られませんよ…でも、牛たちには見られちゃいますね…嫌、ですか?』
ちえみ「えっ…って、強引すぎま…あっ!!」
オーバーオールを止める肩の金具を外すと、太もものあたりまでスルスルとずり下がっていった。オーバーオールに安全靴という、仕事第一の格好がトレードマークでも、下着は年頃の女の子相応のものだ。
『ちえみさん、すごく女の子らしくて可愛いです…』
ちえみ「は、恥ずかしいです…」
パンツ越しに、よく引き締まったお尻の丸みや感触を楽しむ。 ▼
苦難を超え、一層強まった愛を確かめ合う睦み合い
就業時間を終え、ちゆりさんと二人きり…ちゆりさんの服はほのかに汗ばんでいる。
『ちゆりさん…!!』
ちゆり「えっ…だ、ダメよこんなところで…」
夕暮れで誰もいなくなったオフィスで、ちゆりさんを抱きかかえたまま壁に追いやった。
ブラウスからはちきれんばかりの膨らみと、タイトスカート越しのボディライン。
差し込む夕日が彼女をほんのりと赤く照らし、扇情的としか言い表せない。
ちゆり「んっ!…ん、ふぅ…ふぁ…っ…」
顔をこちらに向けさせ、長めのキスをする。
緊張は解け、とろけた表情を見せるちゆりさん。
今自分がすごくエッチな表情をしていることに気づいていないのだろうか…
そのまま顔を下ろし、タイトスカート越しにお尻に顔を擦り寄せる。
ちゆり「だ、ダメぇっ…」
タイトスカートに手をかけ、引き上げると、ストッキング越しに下着が顕になった。 ▼
幸せな時間と蓄積を脆くも崩しさる、無残な結末
全ての障壁は消え、愛する人と歩む未来が拓かれた
ちえみ「姉さん…もう、過去を悔いるのは終わりにしてください」
ちゆり「いえ…わたしは、ちえみの未来を奪ってしまった…わたしのせいで、ちえみは大学に行くことができなくなってしまったの…」
ちえみ「姉さん…大学に行けなくなったことで、自分で自分を束縛していたことから解放されたんです…」
ちえみさんの語勢が弱まり、俯いてる。
ちえみ「姉さんたちの後を追いかけ、大学に行き、会社に勤める…これが幸せだと思っていた。でも違う…
わたしは、追いかけたかった…自分のやりたかったことを。
世間体を気にし、親の表情を伺い、敷かれたレールの上なんか、歩きたくなかった…!」
ちゆり「ちえみ…」
涙声で、それでも強い語勢で。
ちゆりさんも、頬に涙を伝わせていた。
ちえみ「姉さんには、はっきりと伝えたかった…今、農場の仕事をしていることが、自分のやりたいこと…
それができて、今はすごく幸せだってことを…」
ちゆり「ごめんなさい、判ってあげられなくて…」
互いに抱きしめあい、静寂の中に二人の嗚咽だけが聴こえていた。
サウンドクラウドでの試聴はありません。フルバージョンはサウンドトラックに収録されています。
愛する人との幸せな生活は、始まったばかりだ…!
マリィ編:眩しい笑顔で今日も農作業に勤しむマリィ、でもしきりにお腹を気にしている
ちえみ編:婚姻届を前に、主人公かちえみ、どちらの苗字になるのか悩んでいる
エミィ編:再びマリィの母親としての人生を歩み始めるエミィの配偶者となり、マリィが義理の娘になる
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